令和7年度第70回全国里親大会北海道大会・北海道地区里親研修大会
10月12日(日) 9時20分~11時40分
第3分科会・テーマ「里親のためのセルフケアと子どもの心のケア」
講師 エンパワメント・センター代表 森田ゆり 氏
森田講師からのお知らせ
動きやすい服装で参加ください。
困難課題を抱える子どもの養育と支援のための3つの基本アプローチ
① レジリアンスとエンパワメント:その理解と日々の実践
② リスク・アセスメントではなくニーズ・アセスメントのスキル(対話力)
③ 「怒りの仮面」を活用して、子どものトラウマ症状に対応する。
この3つの基本アプローチからぶれない日々の暮らしのために、セルフケアのノウハウを知り、体験してください。
そもそもセルフケアって何ですか?
あなたのセルフケアと子どもへのケアの相乗効果理論をお話しします。ここで実践的に学ぶあなたへのセルフケアの技法は、子どもたちへのケアともなるのです。
最新の欧米の研究は、ベストのセルフケアは、瞑想(呼吸法)とヨーガ(動く瞑想)であることを示しています。
児童心理治療施設、児童自立支援施設、少年院などで、森田は過去11年間、虐待のトラウマ症状のある子どもたち、ADHDやASD傾向のある子どもたち、加えて施設職員にもALOHA KIDS YOGAと瞑想を教え、顕著な変化をもたらしてきました。施設の子どもたちに教えている映像を見ながら、里親家庭でできる効果的な瞑想ヨーガの動きを学んでください。
日本各地の児童相談所や家児相などで実践されている「MY TREEペアレンツプログラム:虐待に至った親の回復プログラム」を森田は25年前に開発しました。全13セッションの最初の15分に学ぶ瞑想ヨーガは、ストレスに晒されている親達の感情調整や子どもとの対話力に大きな影響を与えています。映像を見て、瞑想の呼吸法を練習し、その効果の生理学的な背景も学びます。
森田はアメリカと日本で40年以上、虐待・DV・性暴力・子育て当事者支援の専門職研修に携わってきました。里親としてのあなたが今抱えているどのような質問にもお答えします。